太陽と地球教 設立準備会


 現時点に於いて地球上に生存している人間は全て不幸な人生を生きていると言える、金持ちは金持ちなりにそして貧乏人は貧乏人なりにそれぞれに問題を抱え傷つけ合い生きているのだ。
 人間はこれほど不幸でいる必要は無い、人間社会の仕組みと考え方・生き方を少し変えて今とは別の生き方と社会にすれば、人間全てが幸せで安定した社会にすることが出来る。
 このためにこそ全ての人間は努力する必要が有り、またかかる行動は喜びとも成ることであろう。

  日本の現状
 今の日本は少しずつ社会あるいは文明として崩壊する過程にある。
 今しばらくの時間が経過すれば、文字通りの獣人社会となり、比較的に弱い者は強く悪賢い獣たちに食い殺され消えて亡くなり、社会は殺伐とした、人生を生きているとはとても言えない世の中にならざるを得なくなる。

  貨 幣
 異常社会の原因のほとんどは、貨幣経済にある。
 貨幣経済制度を廃止し、社会の構成員それぞれが持つ資質・才能をそれぞれの能力に応じて発揮し働くことが出来る社会・・報酬は社会構成員全員から受ける心からの尊敬のみという社会を創れれば、社会は正常な生きている事実そのものが楽しい社会が誕生する。

  神経系統
 貨幣を持って購える物品は、全て物質に他ならず何時かは変質し消え去る定めである。
 又他人より受けるサービスに付いては、所詮金が欲しいばかりに行われるサービスであり上辺だけのものであることを免れず、総体として幻想であり実態を伴わないこととなる。
 本当に価値があるのは、全ての人間が持っている神経系統であり、これを代を重ねて発展させて往くことこそ人の人生の唯一の充実した喜びであると共に崇高な目的となる。
 そして 人間の神経系統は唯一無二のものであり、おそらく永遠に模倣は不可能である。

  人類進化の果て
 人間の神経系統を鍛錬し、鍛えて進化させ、飛躍的に精神力を向上させることに成功出来れば、いわゆる肉体的に死んだ後でも意識を保てる可能性がある。
 その時 人間は「神」に為る、その時まで何万・何億年架かるかも知れないがその時を目指して努力することこそ、造物主である太陽と地球が、自らが生み出した 人間 に与えた生きる目的であり、同時に喜びでもある。

  金の要らない社会
 取り敢えず人間が生きるためには、衣食住が必要である。
 この課題は現在の進歩した技術により解決することが出来る、現代の過剰な程の物品生産技術を適切に応用出来れば、人間に必要な物品を必要以上に用意することが出来る。
 又 現在の現実社会で直接生産に関っている人員はわずかであり、役人・金融関係・営業関係・事務関係等の仕事は人間同士の間の調整・連絡機能を果たしているに過ぎず、コンピューター等によりほとんどの部分は代替することが出来る。
 本来は極少数の人員で足りることになる。

  食料生産
 特に食料に付いては、空気・水と無機物から創り出す必要がある。
 原始生命の創成実験でアミノ酸の生成に成功しているのだから、エネルギーさえあれば間違い無く生産することが出来る。
 人間の食料全てが創成食料で賄うことに成功した時点に於いて、人間は自力により一段階進化したと言うことが出来る。

  夢の住まい
 住まいは金属を主体としてセラミック等を組み合わせて創るべきだ、形は扁平球で油圧脚を10本位で支える自給自足の独立世界、生産と保守管理の労働は全てボランティアで賄い、構成員全てが平等で各個人の能力に応じて働く社会にすれば、人間は現在の社会より余程楽に希望を持って生きる事が出来る。

  「愛」と幻想
 現在の人間の生活のほとんどは幻想に過ぎない、物質的なものは全て何時かは滅びる定めにあり、社会のエリート達が追い求める権力も束の間の幻想であり、これら物欲全般はそれ自体を餌に際限無く肥え太り、常に不満が募り終わり無き欲望に最後は狂気に陥る。
 人は人間の生活で「愛」だけは価値があり、確かなものであると云う。
 しかし それさえもそのほとんどは種族保存の本能と金銭的打算の結果であり、貨幣から完全に離れた「愛」が在るにしても極稀なものである。

発言者-筒井孝男;2005-4-5 更新 ご意見及びご連絡先
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