食糧を生産する


人間は自らの手で無機物から食糧を創成する必要がある!
 母なる地球は地球人である人間の面倒を何時何時まででも見ては呉れるであろう、しかし 人間は自らを肉体的及び精神的に進化させるためには、何時までも母なる地球に甘えていてはいけないのだ。
 なぜならば 人間の精神に頻繁に顕れる動物的な凶暴性の問題があるからだ。

 原始時代に於いては、他の動物及び同族と戦い自らと家族を守らねばならなかったから、必要な機能であったが、文明が成立した後もこの凶暴性が顕れ、戦争・内乱・虐殺・暴力・犯罪・いじめ等の人間の負の面の全ての原因がここにある。
 人間の凶暴性の本質は、動物及び植物の構成体を体内に取り入れる事実にある。
 動物及び植物の構成体は、他種及び同種の生命体との生存競争のため、多大な凶暴性を持つ、それにより適者生存の法則に則り、よりよき種を残そうとする造物主の意思である。

 しかし 人間は造物主により意識を持った唯一の存在として創造されたのであるから、この自然界の食物連鎖から抜け出さねばならない。
 精神作用の本体は脳髄にだけ存在しているわけではない、生物の構成体・細胞の一つ一つから生存のための意志(凶暴性を含む)が湧いて来るのだ、動物に存在する脳髄は単なる総合司令室に過ぎない。
 動物及び植物の構成体の一部を体内に取り入れることにより、人間の精神の奥底に生物の凶暴性が貯蔵され、それが時に通常は文明と知性により抑圧されている凶暴性として意識に顕れることとなる。

 最近その手術の量が著しく増えて来た、人間の内臓等の移植手術が成功した後の調査で、事故等で亡くなった人の肉体の一部を移植された人のくせとか精神的傾向とかが、その亡くなった人に似てきた例がいくつかあったという。
 元々動物は植物を体内に取り入れることにより動力を得、植物は地中に在る栄養素と空気中の二酸化炭素を体内に取り入れ、これらを父なる太陽の援助を得て合成し自らの体を作る、この時に一部の植物は足りない元素を存在する元素の原子変換を行い利用する。
 我々も 掛かる植物を研究して原子変換の技術を身に付けなければ為らない、これが実現すれば原材料の調達に飛躍的進歩を遂げることが出来る。

説教人-筒井孝男;2004-12-18 ご意見及びご連絡先
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