夢の住まい


 現在の全ての地球人類はあまりにも愚かであり、精神的に腐敗し、もう一歩で狂気に陥る状態に在る。
人類の一部例えば北朝鮮・ソマリア等は既に構成員のほぼ全てが狂人であり、精神的退化が始まっている。これらの退化現象は伝染性があり、いずれは周辺諸国も巻き込まれて獣の段階への退化現象が加速して拡散し広がっていくことであろう。
 このままの状態が続けば地球人類は、それほどの時を置かずに滅亡への道を歩み始めることとなろう。それも神の目から見ればあまりにも愚かな理由ー同族(地球人類)同士の殺し合い・思い上りと慢心と身勝手による地球環境の破壊・愚かさによる食料品への毒物混入・愚かな一部の人間による伝染性の病原菌の育成と蔓延・地球人類の未来への絶望に基ずく自殺の増加等々の現象は愚かを通り越して狂気の域に達している。
 前記の様々な状況の原因を作った責任者である、権力者と財閥の指導者達は地球人類を滅亡させる心算は無いと思われる、ただ彼等は余りにも愚かなために金のためなら人類の一部は滅亡してもやむを得ないと考えている。
 金持達は金に目が眩んでいるから、滅亡へのはずみが付けばもう止める事が出来なくなることと、貧乏人が全て滅亡してしまえば彼らの持っている金そのものの価値が無くなる事に気づいていない。
 既に始まっている地球人類の滅亡過程を逆転させるために、住まいの問題を考えなければならない。
 大宇宙に存在する全ての物質は、時間の経過と共に変質する、物質を建築資材と見れば必然的に劣化するものと見なければならない。
 現在地球上で使用出来る各種建築資材の中で、長期間使用可能な素材は金属である。
 従って人類は金属を使用した構築物を研究するべきである、昔読んだSFに球形超光速巨大宇宙船が出て来た、直径は三千メ−トル富士山並みの高さがある。
 今の技術ではかかる巨大な構造物を飛ばす事は出来ない、しかし費用を度外視すれば住まいとして構築することは出来る、住まいの形としては球よりも上下を潰した扁平球が良い。
 かかる巨大金属性構造物の万単位の構築に成功した場合、生活は大きく変化することとなる。
 歩く又は動けるように構築する事が出来れば、様々な場所に住まいを置く事が出来る、例えば山中の谷・平野の真ん中・海の上・海の中等々地球上のあらゆる場所に設置可能だ。
 地震・雷・台風・雪・温度変化等々の自然現象を心配する必要がなくなる。
 居住区画・休息区画・生産区画・エネルギ-区画に分離し、人間がこの中だけで生活することが出来るようになれば、穏やかな生活と実労働時間の短縮それに自らの精神的鍛錬時間をも得ることが出来る。
 生産区画に於いて、食糧・衣料品・医薬品・機械・生活必需品等をこの球体の中で生産すれば、自給自足の一つの世界を構成する。
 エネルギ-区画に於いては、原子力等の未完成どころか欠陥だらけの有害技術では無く、自然エネルギ-の研究と開発に努力すべきだ。たとえば温度差発電・太陽光発電・風力発電・波力発電等々に又電力の貯蔵技術についても、まだ多くの開発する余地がある。
 出来れば地球人類は全てこの中で生活し、外部の自然は在るがままの状態に戻し母なる地球に任せるのが一番良いことと考える。

発言者-筒井孝男;2005-4-3 ご意見及びご連絡先
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